リンパ浮腫外来について

がん治療において、手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療が行われたりすると、リンパ管 が切断されたり、細くなっています。そのため、リンパ液が停滞して皮膚の下に溜まってしまう事 があります。これをリンパ浮腫といいます。

リンパ浮腫は、がん治療を受けたすべての人が発症するわけではありませんが、一度発症す ると治りにくいという特徴があります。軽いむくみであれば、自己管理をしながら普段の生活を送 ることができますが、むくみが重症化すると日常生活に支障をきたす事があります。発症後は早 い時期から治療を始め、悪化を防ぐことが重要です。

■ 診療案内

リンパ浮腫でお悩みの患者さんに対して、リンパ浮腫の予防・治療を行っています。リンパ浮腫 についての説明・日常生活の注意点・セルフケアの指導(自分でできるマッサージ・スキンケア 等)、治療用の弾性着衣(弾性スリーブ・弾性ストッキング)などの選択や注文・使用方法の説明、 リンパ浮腫治療のマッサージ(医療リンパドレナージ)などをさせていただきます。

■ 受診方法

他院からの紹介の方のみとさせていただきます。