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病気のお話

肛囲皮膚炎

どのような病気か

治療についてのご案内
下痢で何回も排便したり、かぜでお風呂に入れなかった後に、肛門の周囲が赤黒くただれたり、かぶれたりして、無性にかゆい状態を肛囲湿疹といいます。ただれの部分から分泌物が出て、余計にかゆくなり、爪でひっかくことにより増強します。2~3年も我慢している人もいますが、肛門管内に拡がって裂肛になってくることが多いのです。

肛囲皮膚炎(真菌症)
肛囲皮膚炎(真菌症)

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どうして病気がおこるのか・どんな現れ方か

頻回の下痢や汗をかいた後に、肛門周辺の皮膚の抵抗力が落ちてただれたり、身の回りにいる白癬菌やカンジダ菌などのかび類(真菌、酵母)がはびこったものです。
成人では抗生物質の内服による軟便、神経性下痢、長時間のドライブなどが誘因となります。女性では、カンジダ性膣炎、生理、乳児では便の処理が不十分なとき、幼児では自分で肛門がうまくふけないことがきっかけになります。

はじめは、肛門がひりひりとしみるように痛みます。次第にべとべとして気持ち悪くなり、紙で何回もこするようになります。ついに、肛門部の発赤と小水疱が生じてかゆみが強くなり、分泌物が浸み出てきて下着が汚れます。爪でひっかいたりするとさらにひどくなり、びらん、膿疱が生じて臀部にまで拡がることがあります。放置しておくと、肛門周囲に皮膚がごわごわに厚くなり、出血や化膿をおこしてきます。

病気を治す

まずお風呂に入って、石けんをつけないで肛門を清潔にします。排便後は紙でふかないで、シャワーか温水トイレで処理します。次に柔らかいタオルで肛門部の水分をぬぐい、ドライヤーで軽く乾燥させます。そして、真菌に効果のある軟膏を一日二回、肛門の周囲にすり込むように塗ります。かゆみが強いときは、副腎皮質ホルモンを含んだ軟膏も併用します。1~2週間で完治しますが、繰り返すことがあるので、夏場と冬場は注意しましょう。

病気に気づいたらどうする

まず、肛門を清潔にし、アルコール、刺激物を控えて体調を整えます。3~4日たっても改善しないときは、肛門専門医に診てもらってください。一見して診断はつきますが、皮膚炎の真の原因菌は分泌物の細菌や真菌の培養で確認します。1週間で結果が出ますが、治療は初診日から開始します。

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