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浜松駅バスターミナルより / 5番ポール
(宇布見・山崎行)乗車 → 西郵便局で下車徒歩5分
雄踏町方面から / 浜松行乗車 → 東彦尾
または西郵便局で下車徒歩5分
内視鏡には胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)と小腸・大腸内視鏡検査(下部消化管内視鏡検査)の2種類があります。
従来から行われている胃内視鏡検査は、喉の表面麻酔だけで行う方法です。
喉を麻酔しても「おえっ」となる感じがして苦しい検査でした。
最近では、従来の方法に加えて、2つの方法を選択することができました。
キシロカインという表面麻酔薬入りゼリーを咽頭部に染み込ませたりスプレーを吹き付けて喉の表面を麻痺させたりして内視鏡を挿入します。最も一般的な方法です。
十分な観察ができ、検査後には車の運転もできます。
半分意識が無い状態で検査を受けることができます。ほとんどの場合、わからないうちに検査が終わります。ただし、検査後最低1時間は病院で横になっている必要があります。また、検査を受けた日は車の運転はできません。
直径6mm程度の細い内視鏡を鼻から挿入します。舌根(舌の奥)を刺激しないので、「おえっ」ときません。内視鏡が細いのでやや観察の精度が落ちる傾向があります。また、検査後に鼻出血(はなぢ)が出てしまうことがあります。麻酔を使わないので、休憩する必要がなく、検査後の車の運転も可能です。
経口挿入と径鼻挿入 | |
---|---|
経口挿入 内視鏡が舌のつけ根を通るため、不快や吐き気を感じやすい。 |
径鼻挿入 内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどにも触れないので、不快や吐き気を感じにくい。 |
※鎮静剤を使っても、苦痛がとれない患者さんもたまに見受けられます。
そのような場合には、鎮静剤を強くしたり、鎮静剤を使用した上で経鼻内視鏡を行う場合があります。主治医とご相談ください。
検査方法 | 苦痛 | 精度 | 検査後の 車の運転 |
その他副作用 の可能性 |
|
---|---|---|---|---|---|
胃内視鏡 検査 |
咽頭麻酔下 通常内視鏡 |
× | ○ | ○※ | |
鎮静下通常 内視鏡 |
○ | ○ | × | ||
経鼻内視鏡 | ○ | △ | ○※ | 鼻血の可能性 | |
バリウム検査 | ○ | × | ○※ | バリウム便秘の 可能性 |
※胃の動きを止める薬(ブスコパン)を使うと眼の調節障害、眠気、めまい等を起こすことがあります。お車での来院はお控えください
胃内視鏡検査でわかる頻度の高い病気には次のようなものがあります。
患者さんの状態によって異なります。
※ピロリ菌がいなくても、ある程度すすんだ逆流性食道炎やバレット食道がある場合には、年に1回の検査が望まれます。
2時間~半日くらいかかります。
受診してから、診察を受け、必要に応じて血液検査などを行なってから胃内視鏡検査を行います。鎮静剤を使って眠った状態で検査を受ける場合には、検査後最低1時間休んでいただきますので、すべて終了するまでには半日程かかります。 鎮静剤を使用しない場合(咽頭麻酔のみ、または経鼻内視鏡)には、2時間程度となります。
ただし、予約患者さんの数や当日受診された患者さんの数によって異なりますので、もっと時間がかかる場合もありますのでご了解ください。
原則として事前に予約していただいております。
緊急を要すると判断された場合には、予約がなくても検査を行います。また、当日の予約枠に空きがある場合には、即日検査が可能な場合があります。
電話での仮予約は可能ですが、検査を行うかどうかは、担当医師による診察で最終的に判断させていただきます。
簡単にS状結腸まで観察することを目的とした検査で、検査前にグリセリン浣腸(120ml)を行い、直腸にたまっている便をきれいにするだけで、見える範囲の大腸を観察します。便がたまっていない患者さんの場合には、盲腸まで(つまり大腸全体を)観察できることがあります。
当日朝食を食べていても、検査を受けることができます。大腸全体を見るわけではないので、不完全な検査ですが、肛門から赤い血液が出た場合や、便に血液が付いていた場合の緊急的な診断には大変有用です。通常、麻酔をかけずに検査を行いますので、少しお腹の張る感じがありますが、苦痛のない範囲で検査を終了します。
検査終了後には車を運転することができます。
大腸全体をくまなく観察する検査です。
前日から若干の食事制限をした上で、検査当日2リットルの下剤を飲んで腸をきれいにする必要があります。
通常、ポリープなどが見つかった場合に、その場で切除することが可能です。(抗凝固剤を内服している場合や、大きさや形態によってはできない場合があります)通常、鎮静剤や鎮痛剤を注射して眠った状態で検査を行いますので、検査に伴う苦痛はありません。
検査を受けた日は車の運転はできません。事前の予約が必要です。
検査方法 | 苦痛 | 精度 | 下剤・ 食事 制限 |
検査後 の 車の 運転 |
ポリープ 切除 など の処置 |
予約 |
---|---|---|---|---|---|---|
S状結腸 内視鏡検査 (鎮静剤不使用) |
△ | △ | なし | ○ | × | ▲※ |
全大腸 内視鏡検査 (鎮静剤下) |
○ | ○ | 必要 | × | ○ | 必要 |
※血便が出たというような症状のある場合には予約なしでも検査を行います。
全大腸内視鏡検査でわかる頻度の高い病気には次のようなものがあります。
一般的には、3年に1回程度でよいと思われます。
ポリープを切除した後には、その数・形や切除の状況などに応じて半年後や1年後に検査を受けたほうが良い場合があります。
S状結腸内視鏡検査:内視鏡検査自体は5~10分程度です。事前の浣腸などの準備や待ち時間などを含めると来院から帰宅までには2時間程度かかります。患者さんの来院数によっては、さらに時間がかかる場合があります。
全大腸内視鏡検査:内視鏡検査自体は10~20分程度です。
事前の下剤の内服などの準備や、鎮静剤を使用したあとの休憩時間や待ち時間などを含めると4~8時間程度かかります。朝来院された場合でも、帰宅できるのは午後から夕方になります。また、ポリープを切除された場合には、大きさや数、形態によって1泊~2泊の入院が必要となります。
全大腸内視鏡検査は、事前の予約が必要です。必ず検査の前に一度診察を受けていただきます。受診から検査までには、通常1週間から1ヵ月お待ちいただいております。
S状結腸内視鏡検査も原則として事前に予約していただきますが、下血など急を要すると判断された場合には、予約がなくても検査を行います。また、当日の予約枠に空きがある場合には、即日検査が可能な場合があります。
電話での仮予約は可能ですが、検査を行うかどうかは、担当医師による診察で最終的に判断させていただきます。
検査が必要と判断された場合には、2つの検査を同時に行うことができます。
ただし、保険診療は、病気が疑われる場合や病気の定期フォローアップの場合に限り適応されます。症状が全くない場合や、「慢性胃炎」や「大腸ポリープ」などの診断を全く受けたことがなく、単に検診目的の場合には、 人間ドックを受けていただくようお願いする場合がありますので、ご了承ください。
全大腸内視鏡検査では、下剤を大量に飲むため、CTやエコーを同じ日に受けても精度が下がる場合があります。そのため、原則として、同時に行わないようにしています。
全大腸内視鏡検査+CT | △ | 全大腸内視鏡検査+エコー | △ |
---|---|---|---|
胃内視鏡検査+CT | ◯ | 胃内視鏡検査+エコー | ◯ |
S状結腸内視鏡検査+CT | ◯ | S状結腸内視鏡検査+エコー | ◯ |
胃内視鏡検査+S状結腸内視鏡検査 | ◯ | 胃内視鏡検査+全大腸内視鏡検査 | ◯ |
胃内視鏡検査+全大腸内視鏡検査 +CT |
△ | 胃内視鏡検査+全大腸内視鏡検査 +エコー |
△ |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
8:30~ 11:30 |
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8:30~ 12:00 |
||||||
14:00~ 16:00 |
浜松駅バスターミナルより / 5番ポール
(宇布見・山崎行)乗車 → 西郵便局で下車徒歩5分
雄踏町方面から / 浜松行乗車 → 東彦尾
または西郵便局で下車徒歩5分
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