病気のお話

アイコン過敏性腸症候群

更新:2020/4/8

過敏性腸症候群とはどのような病気ですか?

 

腹痛、腹部不快感などの腹部症状をともなう便通異常(下痢や便秘)が続くにもかかわらず、原因となると病変が腸や他の内臓に見当たらない腸の機能(働き)の病気です。患者さんは30~50歳代に多いといわれていますが、最近では恒例の方にも多く見られ、さらには、小学生や幼児にも見られます。

【症状】
●よくおなかが鋳たくなる
●下痢や便秘が、何週間も続く
●便が出ると、おなかの痛みがやわらぐ
●ウサギの糞のようなコロコロした堅い便が出る
●下痢と便秘を交互に繰り返す
●排便後もすっきりせず、まだ便が残っているような気がする。
●おなかが張った感じがする
●おなかがごろごろなる
●腰が張ってだるく、時には痛みを感じる
●食欲がない
●胸やけがする
●ゲップが多い
●吐き気がする
●疲れが取れない   などいろいろです。

 

原因

 

過敏性腸症候群の発症や症状を悪化させる原因として、さまざまなストレスが関与しています。ストレスによって自律神経のバランスがくずれ、腸の機能に異常をきたし、腸の動きが過剰となってけいれんすることによって、腹痛や下痢、便秘が起こります。また、腸にわずかな刺激が加わっただけでも、それを過敏に痛みとして感じてしまうため、腹痛が起こります。

【こんなストレスがきっかけに・・・】
●多忙・疲労
●睡眠不足
●満員電車
●試験・受験など緊張する場面
●家庭内のトラブル
●対人関係(職場・友人)
●環境の変化(結婚・引っ越し・転職・新入学など)
●災害

 

診断はどのように行いますか?

 

症状について患者さんに詳しく話を聞いたうえで、血液検査やレントゲン検査を行い、他の病気が疑われるような徴候がなければ、診断基準(ローマⅡ基準)に基づいて、過敏性腸症候群と診断します。他の病気が疑われる場合、注腸検査(大腸レントゲン検査)、大腸内視鏡検査を行って、大腸に炎症やポリープ、癌などがないことを確かめます。

【ローマⅡ基準】
腹痛、あるいは腹部不快感が、12か月のうち、連続とは限らない12週間以上を占め、下記の2項目以上の特徴を示す。
(1)排便によって軽快する
(2)排便回数の変化で始まる
(3)便性状の変化で始まる

 

どのような治療を行いますか?

 

治療は、生活習慣や食生活を見直すアドバイスを行い、症状をやわらげる薬を処方します。

【生活習慣の改善】
●十分な睡眠をとる
●趣味を楽しむなど、気分転換をはかる
●適度な運動を行う
●規則正しい排便をする習慣をつける

【食生活の工夫】
●なるべく決まった時間に適度な量をとるようにする
●朝食をとるように心がける
●寝る直前の飲食は避ける
●水分は定期的にとる
●食物繊維を十分にとる
●刺激の強いもの、冷たいものは避ける

【下痢が続くとき】
●牛乳、炭酸飲料は避ける

【便秘が続くとき】
●温かい飲み物を少しづつ、こまめに飲んで水分を取る
●ヨーグルトや乳酸飲料をとるようにする

【おならやガスが気になるとき】
●肉類、豆類は控えめにする

文責 松田保秀

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